廃車買取とは
廃車買取とは、中古車買取店では断られるような「古い車」「動かない車」「走行距離の多い車」などを買い取ることです。
車を廃車にする場合、廃車手続きを行わなければいけませんが、その代行も含め行います。
どうして廃車を買い取ってくれるの?
ディーラーや自動車販売店では、「中古車として再販する」目的で車を買い取り(下取り)します。
そのため、新しい車種で走行距離が少ない車なら高く買い取ることができますが、10万キロ以上走行している過走行車や、10年以上経過した古い車は、中古車としての価値がなく、ほとんど買取額が0円であったり、逆に処分費を請求されることがあります。
一方で、当社のような廃車買取業者は、買い取った車を分解し、まだ使える中古部品やパーツをリサイクルして販売することを目的としています。
中古車としての価値がなくても、タイヤ・ホイール・バンパー・ガラス・バッテリーなど、それぞれのパーツだけを見れば、まだまだ十分に使える部品があるかもしれません。
また使えない部品や、傷ついたり凹んでしまったボディなどの金属部分も、鉄・アルミなどに分別して、リサイクルしています。
そのため、動かなくなったり古くなった車でも、買取が可能なのです。
見積もり時に必要な情報
廃車買取の見積もりを行う際に必要な情報もしくは参考となる情報を紹介します。
より正確な見積金額を計算するために必要な情報となりますので、事前にご準備いただくことをおすすめします。
■重要度について
必須…お見積りに必ず必要な情報です
重要…より正確な見積もりに必要です(買取時に確認します)
あると良い…より正確な見積もりに必要です
簡単見積もりの場合は、必須情報のみお伝えいただくだけでも大丈夫です。
正確な見積もりを知りたい場合には、他の情報もお伝え下さい。
車種
買取時には、車の「メーカー」と「車種」をお伝え下さい。
■メーカー
トヨタ、日産、スズキ、ダイハツ、ホンダ、マツダ、スバル、三菱
ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、プジョー、ルノー、ポルシェ
など
■車種
ヴィッツ、エスティマ、プリウス、エクストレイル、エルグランド、マーチ
など
年式
買取時、その車がいつ登録されたものを知るために「年式」が必要となります。
普通車と軽自動車で年式の確認方法が異なり、車検証の以下の項目を確認してください。
普通車の場合…初度登録年月
軽自動車の場合…初度検査年月
型式
「型式」とは、自動車の車種やモデルを分類するための識別番号です。
車検証の型式の欄を確認してください。
車検証が見つからない場合、自動車のコーションプレートでも型式を確認できます。コーションプレートは主にエンジンルームやドアの内側に取り付けられた5cm×10cmほどの金属板です。
車検証の中の「年式」と「型式」の記載箇所
■普通車車検証の年式と型式 表記箇所
■軽自動車車検証の年式と型式 表記箇所
走行距離
車の状態を確認する目安として「走行距離」をお伝えいただけると、より正確な見積もりが出せるようになります。
中古車買取の場合、10万キロ以上走行しているような過走行車は買取価格が低くなりがちですが、廃車買取であればそれほど影響がなく、高い買取価格になることもあります。
車の状態
買取を希望する車が、走行できる状態なのか、もしくは走行できないのか。
バッテリーあがりなのか、事故で動かないのか。
そういった情報も、より正確な見積もりを出すために重要な情報となりますので、事前に「車の状態」をお伝えいただけると参考になります。
車両の写真
買取対象の以下の「車体の写真」があるとより精度の高い見積もりが行えるようになります。
・車体の正面
・車体の横(左右)
・車体の後部
当社ではLINEによる見積を実施しております。
車体の写真も撮影して送付していただけると、より正確なお見積りが可能となります。
駆動系(4WD/2WD)
どのようなパーツ・部品が使用されているか確認する上で、駆動系(4WDか2WD)の情報もお伝えいただけると、参考になります。
車の所有者
車の所有者をお伝え下さい。カーローンを組まれている場合、ご本人ではなくカーディーラーなどが所有者になっている可能性がありますので、廃車手続きする前に確認が必要です。
車検有効期限
車検が切れているか、もしくは残っているかで、買取金額に差が出ます。
従来の車検証での記載場所
電子車検証での記載場所
電子車検証をお持ちの方は、電子車検証閲覧アプリをスマートフォンにインストール後、閲覧アプリにて電子車検証に付随しているICチップを読み込むと詳細な情報を閲覧することができます。
引取方法
買取を希望される車を、当社まで持ち込んでいただけるか、指定場所での引取を希望するかをお伝え下さい。
電子車検証について
2023年1月4日より、電子車検証の交付が開始しました。
2023年1月4日以降に車検を行った「普通車」は、新しく電子車検証が交付されています。
電子車検証にはICカードが付随しており、専用のアプリを用いることで該当する自動車に関する詳細な整備情報などが閲覧できるようになりました。
なお「軽自動車」については令和6年(2024年)1月より、電子車検証の交付が開始されます。
普通車の電子車検証の閲覧方法は国土交通省のこちらのページをご参考ください。
廃車手続きって大変そう…
日本国内にある自動車は、国に登録・管理されています。
普通車…陸運局
軽自動車…軽自動車検査協会
自動車を廃車する際には、この登録を抹消するための手続きが必要になりますが、これには必要な段取りや書類が多くて煩雑です。
そこで廃車買取業者が、買取時に抹消手続きも代行してくれることが一般的です。
当社でも、廃車手続きを【原則無料】で行っておりますので、お気軽にご相談ください。(所有権がディーラーやカード信販会社にある場合などに手数料を頂くことがございます)